4つの1,000万円~その④~
社長の手元現預金、つまりいつでも動かせる資金のことです。
社長の個人口座に1,000万円を常に確保しておくこと。
これが意外と難しいんです。
会社を設立して会社経営していくと、会社の資金と社長個人の資金を明確に区別しなければなりません。
そうすると、社長の収入は毎月定額の役員報酬になります。
その役員報酬の中で家族の生活費や教育資金を賄うことになるため、
個人の貯蓄に残せるお金は意外と少なくなってしまいます。
そうです、ここでは計画性が求められる訳です。
役員報酬を増やすと会社の利益は減少します。
会社の利益は成長投資や資金調達に影響してくるため、
あまり減らすことも得策ではありません。
さらに、個人の所得税と法人税のバランスを考慮していくと、、、
ここまでくると、きちんと計画を立てて実行していかないと、
訳が分からなくなってくるはずです。
また、いつでも動かせる社長の個人預金があれば、
メンタル面のセーフティーネットにもなります。
スポーツ選手にメンタル強化が必須なように、
経営者も安定したメンタル状態を保っておくことは
的確な経営判断を下すためには必須と言えます。
いつでも動かせる個人預金が1,000万円を下回っている経営者の方、
4つの数字を意識しながら計画を考えてみるといいですよ。
(参考)経営者が気にすべき4つの数字
①会社の経常利益
②社長の役員報酬
③会社の自己資本(または手元現預金)
④社長個人の手元現預金
