借入が必要な時には借りられない?
税理士という仕事をしていると、資金繰りが苦しいので借入をしたいというご相談を受けることがよくあります。
しかし、資金繰りが苦しい状況で新規借入や追加借入をすることは現実には難しい状況に直面します。
経営者の方は「金融機関は晴れの日に傘を取り上げ、雨の日に傘を貸し出す」という言葉を聞いたことがあるかも知れません。
これは金融機関側の目線にたって考えてみると「当然のこと」です。
金融機関がもっとも避けたいのは、貸し出した資金が返済されないこと(これを貸し倒れといいます)です。
以下のような会社があった場合、どちらが借入ができる会社でしょうか?
・財務状況が良い会社と悪い会社
・資金使途が明確な会社と借りれるだけ借りたいという会社
・説得力のある事業計画がある会社とない会社
どんなビジネスでも相手の視点にたって考えてみることが大切です。
金融機関とのお付き合いのしかたでお困りの方がいらっしゃったらDMいただければご相談にのりますよ。