創業融資～その4

創業融資を借りる際に重要となる3つの要件
①自己資金
②経験
③経営計画
今日は③の経営計画についてお話しします。

融資を受けるかどうかに関わらず、事業を成功させるためには経営計画が必要です。
しかし、実際にはしっかりした経営計画を立てて事業を始める人は少数派です。
ここでいうしっかりした経営計画とは数字の裏付けがあり、実行可能は行動計画を伴ったものといいます。

商品やサービスの内容、強み、ターゲットとなる市場や顧客層、競合他社を含む市場環境などを考慮し、販売計画、生産計画、仕入・調達計画等の数字に落とし込んでいきます。

いったん策定した経営計画も実行に移すとほとんどの場合、想定通りにはいきません。

しかし、これが重要なのです。

計画と実績とを比較して、差異の原因分析をすることによって次の行動計画を修正すること。これが経営計画の目的であり真の効果です。

初めから完璧な経営計画を立てる必要はありません。毎月実績と比較しながら少しずつブラッシュアップしていくものです。

数字の裏付けのある実行可能な経営計画を立案できると創業融資を受けられる可能性はグッと高まりますし、事業が成功・成長する可能性も高まります。

経営計画の立て方についてのアドバイスもしていますよ。
ご相談があれば遠慮なくお問い合わせください。