足立修平公認会計士事務所

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創業融資~その3

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  3. 創業融資~その3

日本政策金融公庫を始め金融機関の創業融資を借りる際には、重要な3つの要件があります。
①自己資金
②経験
③経営計画
今日は②の経験についてお話しします。
最近は在学中に学生起業する方もいますが、大半の方は社会人経験を経て起業資金を準備して起業します。
このとき起業する事業に関連する過去の経験があるかどうかは重要なポイントとなります。
次の事例だとどちらが金融機関からの評価が高くなるでしょうか?
例)居酒屋を開業する場合
①製造業の会社で10年間会社員をやっていた
②外食チェーンに10年間勤務し、厨房で7年、店長を3年経験してきた

言うまでもなく、②のほうが金融機関からの評価が高くなります。

これから起業する事業に関連する経験、さらに店長や事業責任者などマネジメント経験があるとさらに評価が高まります。
金融機関は融資した資金を返済してもらわなければなりません。

そのためには、きちんと売上をたてて事業運営していける事業者かどうかを評価します。

事業に関連する過去の経験は絶対に必要ということではありませんが、創業融資の利用にあたって有利に働くことがご理解いただけたかと思います。