創業融資~その2
日本政策金融公庫を始め金融機関の創業融資を借りる際には、重要な3つの要件、①自己資金、②経験、③経営計画があります。
このうち①の自己資金について解説します。
創業融資を借りるということは、会社または個人事業主としての実績が無い状態で申し込むことになります。
実績はすなわち信頼の証です。
これを補うのが自己資金です。
自己資金は事業に必要なトータル資金のうち1/3程度を準備しておきたいところです。
何も実績がない場合でも、自己資金を計画的に貯めてきたという事実があれば創業融資を借りられる可能性が高くなります。
一方で自己資金がゼロ、またはそれに近い状況では信頼の証がないということになりますので、創業融資を借りるハードルはあがってしまいます。