足立修平公認会計士事務所

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損益分岐点比率

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損益分岐点売上高と似た財務用語で、損益分岐点比率という言葉があります。
損益分岐点比率は、実際の売上高に対する損益分岐点売上高の割合のことで、
以下の計算式で計算できます。
損益分岐点比率=損益分岐点売上高/実際の売上高

実際の売上高が損益分岐点売上高を上回るほど損益分岐点比率は小さくなり、
損益分岐点売上高を下回ると100%を超えて大きくなっていきます。

例えば
損益分岐点売上高が8,000万円、実際の売上高が10,000万円の場合、
損益分岐点比率は80%となります。

目安は?
業種によっても異なりますが、一般的には70%以下であれば経営環境は良好で
黒字確保が問題なく出来ていると言えます。
70%~90%くらいが平均的な水準、90%を超えてくると危険水準、
100%をこえると企業は赤字になってしまいます。

損益分岐点比率を把握しておくことで、自社の財務安全性の水準を知ることができます。