損益分岐点売上高
自社の損益分岐点を把握していますか?
損益分岐点とは、売上高と費用が均衡し、利益がゼロになるポイントのことです。
この時の売上高を損益分岐点売上高といいます。
損益分岐点売上高を下回ると会社は赤字に転落してしまうので、
最低限稼がなくてはならない売上高と言い換えることもできます。
損益分岐点売上高は以下の計算式で表すことができます。
損益分岐点売上高=固定費/(1-変動比率)
=固定費/粗利率
例えば、固定費が3,000万円、変動費率が60%の会社であれば、以下のように計算されます。
損益分岐点売上高=3,000/(1-0.6)=7,500万円
売上高が7,500万円を超えると利益が出ますし、下回ると赤字になります。
自社の損益分岐点売上高を把握しておくことで、収益性の評価や経営戦略の策定、利益計画の策定に役立ちます。