経常収入の見積り

経常的な収入をいかに正確に見積もるか？
資金繰り表を作成するうえでの基本になります。
まず、経常収入にどのようなものがあるか洗い出してみましょう。
・現金売上
・売掛金の入金予定額
・受取手形の入金予定額
・前受金の入金予定額
・本業以外の入金（不動産）
など

全ての取引先が同一取引条件であれば、
資金繰り表の作成はシンプルになります。
例えば、売上は全て売掛取引、月末締め翌月末払いで統一されているとすると、
売掛金残高が、そのまま翌月の入金予定額になります。

取引先によって、また、契約形態によって入金条件が異なる場合には、
資金繰り表の作成は複雑になります。

建設業やソフトウェア開発業等の場合、
プロジェクトが長期間にわたることがあります。
このような場合、着手金や中間金の入金があり、
さらに複雑になりますので、
資金の流れを把握して予測することはますます重要になります。